サブスクリプションという言葉ご存知でしょうか?
聞きなれない言葉ですが、去年頃から急激に流行し始めています。
サブスクリプションとは、ビジネスモデルの一つです。
>>(Wikiより引用)
利用者はモノを買い取るのではなく、
モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式
>>
簡単に言えば、「レンタル」「シェア〇〇」です。
CDやDVD、車のレンタルなどは馴染みのあるものではないでしょうか。
サブスクリプションは、英語で「年間購読」「定期購読」という意味です。
そこから転じて「有効期限の使用許可」という意味になったそうです。
では、そのサブスクリプションですが、
最近何が流行っているのか?をご紹介します。
①高級品のレンタル
男性であれば、自分では手が届かない高級腕時計をつけてみたい!
と、一度は思ってみたことはありませんか?
例えばですが、
「定価約180万円のフランクミューラー」
このクラスの時計であれば、月額19,800円でレンタル出来ます。
定価約30万円のクラスであれば月額3,980円でレンタル出来ます。
こちらの価格であれば、一度レンタルしてみる価値はあるのではないでしょうか?
時計のサブスクリプションをされていますのは、東京の「KARITOKE」さんです。
有楽町に実店舗を構え、ネットでも展開をし市場は全国にあると言えます。
KARITOKE→
https://karitoke.jp/
②洋服のレンタル
最近で有名なのが、「airCoset」に代表される洋服のレンタルまであります。
「あなたのもう一つのクローゼット」というコンセプトで、
プロのスタイリストが、あなたに合わせて3着服を送ってもらえます。
月額定額制で、レンタルした服を返すと、新しい服を3着送られてくるという仕組みです。
洋服をじっくり考えて買う時間がなかったり、
コーディネートの知識がないので、洋服選びが難しい。
など、レンタルを利用することでこのような悩みが一気に解決します。
服を所有しなくても、プロのスタイリストが選んで服を送ってくれる。
「洋服は、自分が直接買いに行って選ぶもの」という既成概念が覆されますね。
昨今、消費者の物欲が落ちていると言われています。
人間の歴史は物欲と連動している様に、
欲しいという根本的な気持ちは変わらないのではないでしょうか?
ただ、財布を考えると欲が無いフリをしているだけかもしれません。
時計、洋服、この2つ事例の様に、
「持つ物欲」から「持たない物欲」にアプローチをすると
一気に注目されビジネスが生まれます。
一度、可能・不可能という議論は別として、
皆さんの、商品やサービスで「サブスクリプション」出来ないか?
一度考えてみられるのも面白いですね。
PS:
私は良く会社員の時「ウチの会社来てよ!」と言って頂けましたが
今、まさに自分自身がサブスクリプションを提供しているのかもしれません(笑)
【記事参考】
日経MJ2018年3月23日
日経新聞2018年3月25日
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