おはようございます。にほん営業科学です。
「私は一体、何を本当に売っているのか?」といった考えが
頭によぎったことはありませんか?
とても難しい質問だと思います。
例えば、PCを販売してたとすると、
「PCそのもの」が求められて、販売するケースは少ないと思います。
本当に欲しいものは、PCを使って動画を作りたいだとか、
仕事をするためにPCでExcelやweb環境などですよね。
他に事例を上げますと、子供向けの教材で「進研ゼミ」があります。
添削指導の「赤ペン先生」はとても有名ですよね。
昭和31年の販売開始当時から、添削指導を売りにされていました。
ここで、進研ゼミは「勉強の教材」を販売するのではなく、
「添削」を売りにしているのだな、とお思いかもしれません。
しかし、「教材+添削」という機能を販売しても、
中々売ることが難しかったそうです。
そもそも子供に「勉強に興味をもってもらう」ことが非常に難しいですよね。
販売不振から抜け出すため、どう変化したのかといいますと、
「コミュニケーション」を販売するというコンセプトへ転換したことです。
主に次の3つを、コミュニケーションによって実現したことです。
・勉強に興味を持ってもらい
・習慣的に取り組み、学習成果に達成感を感じるように。
・そのために親も巻きこんで支援をする。
もし、あなたが親の立場であれば興味をそそられませんか?
ただ単に子供に勉強をさせるのではなく、自主的に勉強を楽しんで、
習慣的に学習をすることが実現できるとしたらどうでしょう?
進研ゼミにとても興味を持つと思います。
事例が長くなりましたが、
「何を本当に売っているのか?」を追及していくと
進研ゼミのような、本当に求められている価値が見えてきます。
「私は一体、何を本当に売っているのか?」
と一度立ち止まってじっくり考えてみて下さいね。
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