おはようございます。にほん営業科学です。
ある月の売り上げはすごく高くて、
とある時は、全く売り上げが上がらないときもありますよね。
ここで難しいのは、
現れた結果は「たまたま起こったこと」なのか、
それとも「実力があってこそ起こったこと」なのか、
見極めることです。
突然先月の売り上げが2倍になったけど、これは偶然??
などを、運か実力か判断することです。
何故見極める必要があるのかというと、
なにが原因で自社の商品が売れているのか?
を明確にするためです。
この原因が明確だと、販売の計画も立てやすいですし、
売上を確実に伸ばしていけます。
もし、実はたまたま売れているだけで、実はほとんど運の要素が絡んでいた。
という状況だと不安になりますよね。
では、何が実力で何が運なのでしょうか?
ひとつ区別できる方法があります。
それは、運の要素が絡んでいることは、やがて平均値へ戻っていく。
という法則があります。
学校のテストを例に考えてみます。
マークシート式の数学のテストで、100点中、90点以上を連続で3回とれたとします。
果たして、この人は実力で結果をだせたのでしょうか?
ほぼ9.9割の方は、90点を連続で3回も取れたら、数学の実力があると考えます。
実はここに落とし穴があって、まだ数学の実力があるとは断定できません。
人間の認知の癖で、前後に起きたことを「原因と結果に結びつける」傾向があります。
「○○したから○○が起きた!」という考え方ですね。
そうではなく、因果関係の見極めが得意な人は、
1年間をみて、平均点に近づいていかないかを考えます。
もし、平均点へ近づいているならば、多少なりとも運の要素が絡んでいます。
本当に実力があるならば、平均点を大きく引き離した状態が長く続きます。
この状態であれば、運の要素は皆無になってきます。
テストを例にあげましたが、
商品に関するセミナーを実施しても、同じことが言えます。
もし毎回セミナーをしているけど、
成約率が平均値の辺りか、それよりも下ならば、
運の要素が大きくあなたのビジネスを左右することになりますよね。
セミナー営業では、こういった「運の要素」をできるだけ排除して、
実力をつければ結果が出せる方法をお伝えしています。
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