おはようございます。にほん営業科学です。
商品開発をする過程で、売れる要素を考えると思います。
例えば、ヨーグルトを販売しているならば、
「ヨーグルトの味や甘みや酸味」
「口に入れたときのや舌触り」
「蓋を開けたときの香り」
など、考えられますよね。
そして、味や香りを追及するために、研究費用を投資して思考錯誤が始まります。
しかしここで陥りやすい罠があります。
このヨーグルトの例は、実際にあったことなのですが、
ユーザーが求めているものは、「味、香り、食感」よりも、
実は「容器から蓋を剥がす」過程が重要だったことが分かりました。
剥がしやすさ、蓋にヨーグルトがついていないか?
などですね。
ここで学べることは、必ずしもあなたが重要と思っていることが
ユーザーに取って価値のあるものではないということです。
私達は「○○の価値を提供したい!」という想いが強すぎて、
ユーザーが本当に求めている価値が見えなくなるということが本当に多くあります。
ヨーグルトを販売する側としては、
やはりおいしいものを食べていただきたいので、
味を追求しますよね。(もちろん重要です!)
「蓋の剥がす過程」が重要だったとは、中々気づくことが難しいです。
ここで重要な部分を見つける一つのポイントがあります。
それは、特にあなたが販売している商品で、
「ごく少数のユーザーが熱狂的に好きになっているポイント」
を、特に注意深く観察してみてください。
意外な発見につながる可能性が高いですよ。
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