おはようございます。にほん営業科学です。
あなたは部下をどれくらい褒めていますか?
もう一つ質問します。
あなたはどのタイミングで部下を褒めていますか?
実はこの2つの問いはとても大切です。
褒めるということは、受ける側も心地が良いですし、
与える側も悪い気分は全くしないはずです。
量とタイミングによって、毒にも薬にもなります。
まず量ですが、
褒めすぎるとインフレを起こして反応をしなくなります。
これは誰もが経験的に分かるのではないでしょうか?
あまり褒めすぎると嘘臭いですよね。
では、どうやってバランスをとっていけばよいでしょうか?
それは、褒めるタイミングが関わってきます。
もう一度あなたが部下を褒めるときを思い出してみて下さい。
いつ、何について褒めましたか?
おそらく大半は、目に見える成果や結果を出した時ではないでしょうか?
目標の成約率を出したとき。
命令を予定よりも早く終わらせたとき。
顧客へのプレゼンテーションの反応が良かったとき。
などですね。
とても重要なのですが、
ただ、こちらはインフレを起こしやすい褒め方になります。
あまり毎日結果や成果に関して褒めていると、相手は何も感じなくなります。
ここで新しく重要な視点を持って欲しいです。
それは、「変化を見落とさない」ことです。
できれば誰が見ても分かるような大きな変化ではなく、
小さな変化、成長の方が望ましいです。
例えば、
目標の成約率を出そうと、いつもと違うチャレンジをして失敗したとき。
相手はどのような変化をしたか?
こういったポイントを注意深く観察します。
相手が気づいていないことであれば、より良いですね。
肯定的なフィードバックはより相手にエネルギーを与えます。
ただ、こちらも欠点がありまして、
やりすぎると相手は主体性を失い、
他の可能性に目を向けられなくなるケースもあります。
何にしてもバランスが大事ですね。
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