おはようございます。にほん営業科学です。
スターバックスのビジョンをご存知でしょうか?
それは、
「家と職場のあいだにある第3の場所を作る」
です。
これは、スターバックスの会長兼CEOのハワード・シュルツが掲げたビジョンです。
さて、シュルツは、どのようにこのビジョンを社員に浸透させ、
心の底から共感させることができたのでしょうか?
それは、ストーリーです。
自己紹介の時も、何度もストーリーが重要とお伝えしましたが、
社内のビジョンの浸透においても重要になります。
先ほどのスターバックスの例ですが、
書籍の引用をします。
次のストーリーを読んでみて下さい。
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引用元:ビジネスと人を動かす驚異のストーリープレゼン
https://www.amazon.co.jp/dp/4822251780
P92
スターバックスの創業者だとよく誤解されますが、
私は、スターバックスが4店舗しかなかったところに入った社員でした。
そして出張先のイタリアで、そのことの事業は間違っていると気づきました。
毎日の習慣、親近感、さらには家と職場のあいだにある第3の場所を米国にも作れるはず
という考えを持ち帰りたいと思ったのです。
目が覚めたような気がしました。血が騒いで仕方がありませんでした。
お店に入ると、いろいろなことが混然一体となっていて、
ロマンチックな雰囲気があり、コーヒーの舞台が展開しているのです。
会話の中心にコーヒーがあって、親近感を醸しだしているのです。
私の心に、そう訴えてくるものがあったのです。
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イタリア出張のストーリーを、繰り返し何度も何度も社員に語るわけですね。
この話を聞くと、ビジョンの意味が体感として理解できないでしょうか?
(シュルツのイタリア出張の話は、伝説になるほど繰り返し語っているそうです。)
ビジョンが浸透した社内では、社員が自主的に誇りをもって仕事をします。
もし、社員にビジョンを理解してもらえない、
社員が誇りを持っていない、など問題があるならば
ストーリーを改善することをお勧めします。
重要な要素ですので、
ストーリーに関しては、是非弊社のコンテンツで学んでくださいね。
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