おはようございます。にほん営業科学です。
BtoCやBtoBという言葉は日常的によく聞くと思いますが、
DtoCという流れをご存知でしょうか?
2013年頃からこのDtoCは生まれたのですが、
2018年から爆発的に増えてきます。
Direct to Consumerの略になりますが、
一言で言いますと「テクノロジー×小売」になります。
メーカーから小売経由で間接的に販売したり、
広告代理店からコミュニケーションをとるなどがありません。
デジタルのテクノロジーを駆使して、顧客に直接販売します。
このDtoCで重要なのは、
先日お伝えしましたように「世界観を販売する」ということがキモになります。
悩みを解決するという「機能」ではなく、
ライフスタイルを体験する「世界観」ですね。
では、何故「世界観」を販売することがうまくいくのでしょうか?
その背景の一つに、ミレニアル世代(1981?1997年生まれ)の存在があります。
この世代が求めているものの中に、
「つながり」の欲求が強くあるのです。
「自分がどのような場所に所属しているのか?」
「自分がどのような活動に興味をもっているのか?」
「自分は何のために消費をするのか?」
などですね。
だから、何かを解決してくれるものというよりも、
本物を求めたり、精神の高いものを求めます。
さて、面白いことに、DtoCのビジネスモデルでは、
顧客の購入(売上)ではなく、顧客の成長を指標にするなど、
全く違う概念でデータ分析をするのです。
そこには、お客様の概念も存在しません。
購入者は「顧客」ではなく「仲間」の認識です。
ときには一緒に商品開発をしたり、広報もしたりします。
なので、新たな営業スタイルも必要になってきます。
引き続き、最新情報をお伝えしていきますね。
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