こんにちは、にほん営業科学です。
「データを活用できるチームと、そうでないチームは何が違うか?」
と、疑問に思う時がよくありました。
様々な意見がありますが、
私は「分解してミクロな視点を持てるか?」
が大切な要素だと考えています。
例えば、オンラインセミナーを開催したとします。
次のような結果がでました。
・60人に参加いただきセミナーは大変好評だった。
・次回開催分もすでに25人の予約が入っている。
この結果から今後の方針として、
「よしこれならば、定期的に開催してもよさそうだ。」
と、社内で盛り上がって次の準備を始めます。
週に1回やってみようと決定しました。
さて、この方針に対して「???」と疑問に思うかがカギになります。
論理的に整理してみると、ちょっと飛躍している部分がありますね。
>60人集客できた。
>次回は25人の予約がある。
>だから、このセミナーは週に1回に開催しても成功するはずだ。
確かに、勢いで成功することもありますが、
運の要素が大きくなっていきます。
もし結果をミクロに分解していれば、
例えば次のような質問に即答できることができます。
・そもそも、何%の人が既存の顧客で何%が見込み客なのか?
・予想していた地域の人はどれくらい来たか?
・その地域の中で有望な見込み客はどれくらいか?
・参加者のうち将来性の高い顧客は誰か?
もしA地域に広告を売っていたが、A地域の人は全然こなかった。
と分かっていたらどうでしょうか?
広告をA地域に打たないか、それとも広告を変えるか?
といった仮説を作ることができます。
ただ同じように週1回開催するよりも、
これだけでコストが大きく変わってきますよね。
この分解の仕方がうまいチームは、
データを活用して成長につなげることができます。
では、どうやって分解するの?は、また是非お伝えしたいと思います。
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