こんにちは。にほん営業科学です。
今回のニュースで「SNSのテーマ」について最後になります。
参照記事:
Instagramは顧客理解を深める絶好の教材 Oisixに学ぶアカウント運用の理想形
こちらの記事で、「デモグラフィックが通用しなくなるかも知れない。」という言葉が出てきました。
デモグラフィックって分かりにくい言葉ですが、
簡単に言いますと、私達がターゲットに決めるとき、
「年齢、性別、家族構成、所得、職業」
などを考えたことはありませんか?
人や家族などを軸とした、分け方です。
最もスタンダードな分類の仕方ですよね。
では、何故デモグラフィックが通用しなくなってくるのか?
Oisixの例を噛み砕きますね。
私達は、コロナ禍で家にいるの時間が長くなったと思います。
そこで30代のインサイトを調べてみると、同じ年代でも明らかに違っていました。
例えば、どれくらいの子供がいるのか?
何歳の子供がいるのか?
両親と同居しているのか?
たったこれだけ状況が違うと、同じ30代でも抱えている問題が違います。
子供がいる生活では、どのようなインテリアになりますか?
独身の人はどのような食器を使っているか?
デモグラフィックという分け方をして、インサイトを考えるよりも、
Instagramに上がってくる投稿をよく観察して、
お客様の暮らしや価値観を理解し、サービスへ還元していく。
この傾向がもっと進むのではないか?
これがやはりSNSのメリットで、お客様の反応をダイレクトに見れることではないでしょうか?
デモグラフィックはとても便利で、20代、30代、40代と分けてデータを見ると、何かしらの傾向は見えます。
最近20代の人たちにプロテインがよく売れている。
だから20代向けのプロテインを開発しろ!
ではなくて、一度Instagramでも「#プロテイン」で検索してみると
また違った視点が見えますね。
プロテインと一緒に写っている女性の写真がたくさんでてきます。
ここにどのようなインサイトがあるでしょうか?
是非、この視点でSNSの情報発信をしてみて下さいね。
文責:玉谷直紀
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