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【チームの安全性を守ることがいかに大切か?】           

おはようございます。にほん営業科学です。

  

 

2003年、アメリカで起きたスペースシャトルの事故をご存知ですか?   

 

    

大気圏に再突入する際に、機体が燃え上がり船員7命の命を落とした事故です。

  

  

後の調査後、この事故の本質的な問題は、

   

組織内で率直に意見がいえない状態であることが分かりました。

   

  

エンジニアであるロージャは、いち早くシャトルの安全性の問題に気づきました。

  

  

シャトルの打ち上げ後、外壁がはがれたのですが、それを異常だと判断したのです。

  

  

すぐにシャトルの詳細な写真を送るよう申請したものの、

 

上司はそれを認めませんでした。

    

   

怒りを感じたロージャは、批判的なメールを送ろうとしましたが、

   

それを仲間内だけに送信したのです。

    

   

何故かというと、チーム内では、

   

「エンジニアは自分より地位の高い人に意見を言うなど持っての他だ」

    

という文化が浸透していたためでした。

  

 

問題点を意見すると、NASAでのキャリアがすべて台無しになる。

   

  

ロージャは、会議でも遂には発言できなかったのです。

 

 

そうこうしているうちに、打ち上げから8日後シャトルは大破しました。

  

  

実際の、彼のインタビューの言葉です。

   

「私がいるのはピラミッドのずっと下。リーダーは遥か上の人ですから。安全性について意見など述べられなかった」  

   

 

序列があるピラミッド社会ではよく起こることです。

    

 

例えば、  

 

・意見を言うと、社内で罰を受ける。

   

・意見を言うと、あいつは嫌な奴だと評価を下げられる。   

  

・意見を言うと、社長から怒鳴られて一蹴されるだけ。

 

 

というこは、あなたの日常でも起こらないでしょうか?

  

 

これでは、「チームが安全」とは言えない状態です。

   

    

本当に心理的な安全が確保されたチームは、

 

どのような立場であっても気軽に発言ができています。

   

 

立場が上に人に、異論をいうことに抵抗がないのです。 

  

 

それでは、どうすればチームの安全性が高められるでしょうか?  


次回のブログでお伝えします。

      

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