おはようございます。にほん営業科学です。
「空→雨→傘」という思考パターンを聞いたことがないでしょうか?
「空」は、事実を指します。
今空を見上げると雲が広がっているなと認識することです。
「雨」は、解釈をすることです。
雲を見てそろそろ雨が降りそうだなと解釈します。
「傘」は、行動をします。
雨が降りそうだと解釈したら、傘を持っていくことにした。
こういう思考パターンですね。
客観的な事実の認識に非常に優れた方法です。
実はもう一つあるのをご存知ですか?
それは「空→低気圧→塩」です。
これは新しいアイディアを発想するときに使います。
「空」は、同様に事実を指します。
空を見上げると雲が広がっています。
次に、「低気圧」です。
低気圧は前提を指します。雨が降るための条件ですね。
低気圧により上昇気流が発生して、
それが上空で冷やされ水の粒ができ落下するわけですね。
そして最後に「塩」です。
ここでみなさん「?」となるのですが、
これは雨を降らせる条件を破壊します。
低気圧が雨を降らせるという概念を破壊して、
塩を空に撒いて、雨を降らせるという前提に変えるのです。
人工降雨の実験で、実証されたことなのですが、
ヘリコプターで雲の下から塩を微粒子を撒くと、
塩の周りに水の粒子が集まり、重くなって水が雨となって落下するのです。
まとめますと、
「事実→解釈→行動」
に対して
「事実→前提→破壊」
になります。
新しくアイディアを発想するときに、
非常にパワフルなフレームワークですので。
是非試してみてくださいね。
ちなみに「空→低気圧→塩」は、検索しても出てきませんので、
ここだけのお話しです。
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