おはようございます。にほん営業科学です。
ビジョンについて最も理想的なのが、
会社のビジョンを社員ひとりひとりが理解し、
自分自身のビジョンへつなげることができている状態です。
例えば、スターバックスの「第三の場所の提供」というビジョンがありますよね。
それを店員ひとりひとりが理解して、
「よし、今日も最高の場を提供するぞ!」と意欲をもって仕事をしている状態です。
それでは、一体どのように会社=社員個人のビジョンを繋げればいいのでしょうか?
言葉でいきなりビジョンだけを伝えようとせず、
次のようなステップを丁寧に共有していくことが大切です。
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1)自分たちのルーツを掘り下げる
「わたしたちはどこから来て」
「いま、どこにいて」
「これからどこに向かうのか」
あなたの同じ職場の人が、この3つをどのように考えているのかご存知ですか?
どんな小さな仕事でも、
誰かの想いが仕事を起こし、
その出来事がストーリーを生む出し、
それが企業の文化へと昇華していきます。
この共有、話しあいがないと、
創業者の時代社員と、現代の新入社員とで文脈のズレが発生するのです。
2)未来の課題を共有する
今の時代の状況、背景の資料を十分に集めます。
そして、これからの未来何が課題になっていくのか?を話会う機会を設けます。
社員一人一人に、
「未来に対して自身は何ができるか?」
と議論をする場はありますでしょうか?
あなたの部下が、どのような未来を創造して仕事をしているのかご存知ですか?
是非、未来の課題の共有化を実施してみてください。
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いかがでしたでしょうか?
一番やってはいけないことは、
浸透させようと焦って、ビジョンを押し付ける形になることです。
経営陣がひたすらビジョンを語るだけでは、
中々行動に起こせるレベルまで到達できません。
「受動的にならないためにどのような仕組みを作ればいいか?」
ここが最も大切なポイントですね。
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